システム開発において、肝心のシステムが機能するようプログラムを組むのがプログラマーの仕事です。IT業界で管理職やエンジニアとして活動する多くの方が、まずはプログラマーとしてシステム開発の経験を積んでいます。プログラマーも開発するシステムに応じて種類が分けられており、それぞれで作成するプログラムの特徴も大きく異なります。
たとえば、Webエンジニアの中でもWebプログラマーという仕事があります。WebプログラマーはWebサイトやWebシステムの開発に特化したプログラマーです。企業のWebサイト制作をはじめ、大手ECサイトの開発を行うのもWebプログラマーの役割になります。パソコンやスマートフォンが普及した現代ではWebの需要は高まり続けているため、Web系の会社に就職するとWebプログラマーとして大いに活躍できるでしょう。
ほかにも、ゲーム開発に携わるプログラマーはゲームプログラマーと呼ばれています。家庭用ゲーム機からオンラインゲームまで、ゲームといってもあらゆるプラットフォームで発売されており、それぞれに応じて開発に用いられる言語も大きく異なります。専門性が高く問われる分野ではありますが、一度スキルを身につけておけばそのプラットフォームでゲーム開発が行われる限り仕事に困ることはありません。ピンポイントにゲーム開発のスキルを持っている人を募集している企業も多いため、転職活動も優位に運べるかもしれません。このように、作るものに応じてプログラマーの種類も幅が広いため、プログラマーを目指す方はまず自分がどの分野に興味があるかをはっきりさせておきましょう。